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2016年11月28日

Anthro-film Laboratory 21

制作過程のアートプロジェクトのブラッシュアップセミナー


会場:国立民族学博物館2階第7セミナー室
〒565-8511 大阪市吹田市千里万博公園10-1
http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access
日時:2016年12月18日(日) 14:00-
※事前予約等、必要なし


■発表者1. mamoru

発表概要:
現在取り組んでいる新シリーズ「a long listening journey of a Possible thiStory especially of Japanese & Dutch & something more / あり得た(る)かもしれないその歴史を聴き取ろうとし続けるある種の長い旅路、特に日本人やオランダ人その他もろもろに関して」を主に紹介します。このシリーズは、17世紀にオランダ・アムステルダムで出版され、西洋社会に「日本」とそこにすむ人達、文化、歴史を初めて体系的に紹介したある「モンタヌス日本誌」(1669年にアムステルダムで出版(アルノルドス・モンタヌス著)原題は「Gedenkwaerdige Gezantschappen der Oost-Indische Maatschappy in ’t Vereenigde Nederland, aan de Kaisaren van Japan」)という地理本に出会ったことに端を発しています。100枚以上の緻密な銅版画、456ページのテキストに描かれたのは、実際に日本に来たことのない編集者、著者、版画職人達が宣教師の手紙、報告書、旅行者、船乗り達から聞いた話など様々な情報を集めた上で描かれた「日本」は想像と誤読に富んだ(飛んだ!)ものでした。研究会当日はオランダ王立図書館のコレクションを漁りつつ、専門家にインタビューなどをしながら考察を進めているリサーチ部分。そして荒唐無稽に思える17世紀オランダ産の「日本」を「あり得た(る)かもしれない」として現代と接続し想像の延長を試み、複数的な世界の姿を描ければと作品制作をすすめてきた結果生まれた作品部分。その両方を過去作品から続く興味・関心と絡めつつご紹介したいと思います。

プロフィール:
mamoru
1977年大阪生まれ。 「音」や「聴くこと」から知りうる過去、現在、未来/架空のオルタナティブな世界を提示。即興演奏活動などを経て、身近な物や行為から生まれる微かな音をとりあげた『etude for everyday life/日常のための練習曲』(2008-2013)を発表。その後、ある場所にまつわる歴史上の人物、出来事をとりあげ、資料やインタビュー、フィールドレコーディングを通して過去の「音風景」をテキストベースの作品郡に書きおこした『THE WAY I HEAR』(2011-2016)シリーズを発表。テキストを"想像のためのスコア"、またその音響的素材性に着目したパフォーマンス、映像、インスタレーションなどの制作を試みている。2001年ニューヨーク市立大学音楽学部ジャズパフォーマンスコース・ピアノ専攻卒業、2016年ハーグ王立芸術アカデミー/王立音楽院・大学院マスター・アーティステック・リサーチ修了。平成27年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修員。主な展示に「a long listening journey of a Possible thiStory especially of Japanese & Dutch & something more / あり得た(る)かもしれないその歴史を聴き取ろうとし続けるある種の長い旅路、特に日本人やオランダ人その他もろもろに関して」(2016年 Yuka Tsuruno Gallery/viewing space、東京)「他人の時間」(2015年東京都現代美術館、2016年 クイーンズランド州立近代美術館・現代美術館、ブリスベン)、「MEDIA ART/KITCHEN, SENSORIUM」(2013年アヤラ美術館、マニラ)、「再考現学/ Re-Modernologio」(2011年国際芸術センター青森)、レクチャー・パフォーマンスに「on going conversation」(2016年 1646、ハーグ)、「他人の時間」(2015年国立国際美術館)、「公開制作57: etude for everyday life/THE WAY I HEAR」(2012年府中市美術館)など多数。

Web: http://www.afewnotes.com
blog: http://blog.livedoor.jp/soundartist77/


左:ビデオスチル、 Further/遠くへ(2016年、シングルチャンネル、HD、10'10” )、部分 右:リサーチマテリアル、「Gedenkwaerdige Gezantschappen der Oost-Indische Maatschappy in ’t Vereenigde Nederland, aan de Kaisaren van Japan」(アルノルドス・モンタヌス著、アムステルダム、1669年)掲載の銅版画、部分


■発表者2. Lisa Spilliaert

発表概要:
「現在進行中の2作品の話をします。」

プロフィール:
Lisa Spilliaert
2013年ゲント王立アカデミー修士号取得、2014年西フランダース美術大賞受賞。ブリュッセルのARGOSより映像配給、現在アントワープのプロダクションEscautville と提携。主な上映・展覧会は、ロッテルダム国際映画祭、東京ワンダーサイト、アントワープ写真美術館、ブレダ国際写真祭など。

Web: http://www.lisaspilliaert.net/


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